
子育てに大切なこと、
それは
子供を信頼する
その理由は二つあります。
一つは私が親から信頼されていないことが
とても悲しかったこと。
一番は門限ですね。
このために、高校の時の文化祭の後の
喫茶店での打ち上げ(喫茶店なんて可愛いもんです)に
時間を気にしながら参加したり、
大学生の時のたまに参加する飲み会も
門限を破ったとお説教されたりね。
家にいる限り家庭の規則を守れと言われたけれど、
これは規則ではなく、
私を信頼していないことと私はとっていました。
私は当時でも若いなりに自分の中で基準があって、
そこからはみ出すということはしなかったんですが、
それも理解してくれない。
おかげで自活することが大きな目標となり、
23歳で東京に実家がありながら
東京に一人暮らしをすることになりましたけど。
あの時の小さなアパートでの
解放された気持ちは今でも忘れません。
信頼が大切と思う、もう一つの理由は
20年以上前に会った
92歳の現役アラブ人女性画家の言葉。
その人にはニューヨークで会いました。
娘さんが国連で働いているので、
そのそばに住むということで
マンハッタンの小さいけれど
素敵なインテリアのアパートで一人暮らし。
1930年代のアラブで、
イタリアに絵の勉強のため留学したそうです。
女性が封印されたような当時のアラブ社会で、
よく留学できましたね、と言うと、
両親にヨーロッパで絵の勉強をしたいと言うと
自分がしたいならそうしなさい、
私たちはあなたを信頼しているから、と言ってくれた。
だから一人で頑張って生きていけたのよ、
と言ったのです。
信頼
なんと力強い言葉!
私は両親から信頼されていないことをバネに自立した。
このアラブ人女性は両親から信頼されていることで
一人で頑張った。
私の娘が高校を卒業する頃に
「ママは私を信頼してくれていたから
自分の行動の基準ができたし安心感があった」と言ったのです。
あ~私の心が通じたんだと嬉しかったですねえ。
そうそう、門限といえば
ハワイにいた時、娘二人を持つ近所の人が
面白いことを言ってました。
アメリカでは小学校から高校まで
1年生~12年生というふうに言います。
週末にデートや友人と出かけるような年齢になったら、
例えば
8年生の門限は夜8時、
10年生は夜10時というように
学年に合わせて門限をずらしていくってするといいよ
と言ってました。
これって子供も納得できる面白い方法ですよね。
日本は塾や習い事で遅くなる習慣があるのかもで
事情がちょっと違うかもしれないけど。
子育ての目的は
子供を自立させること。
親ができることは信頼すること。
そこから子供も親も
お互い学んでいくのですねえ。
ライトワーカー講座生と子供の話をしていて
ふと感じたので、
私の経験からのことを書いてみました。
今日も読んでくれてありがとう。
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