アメリカに夫(後に離婚)と移住した時、
私は博士課程に入った彼の学生配偶者ビザで
アメリカ国内で働くことができませんでした。
貯金はいくらあったか忘れたけど、
一年くらいはいけるだろう、楽勝!って
思っていたような気がします。
旅で覚えた英語は自己流でしかなかったけれど、
言葉の不安もあまり持っていなかったようです。
最高のカルチャーショックを受けた
今は内乱で入国できない中東の国、
イエメンに旅行に行った時
湾岸戦争勃発のきっかけになった
イラクのクエート侵攻が起きました。
緊張の走るイエメンからは脱出したものの、
エジプトのカイロで日本に向かう飛行機に乗れず、
いつになるかもわからず、
埃っぽくて暑いカイロの街をブラブラする毎日。
関係ない話だけれど→祖国を侵攻された「かわいそうな」クエート人の男集団が高級ホテルのラウンジでお酒を飲みながらテレテレしてる姿を見ながら、この人たち、石油のおかげで金はわんさか持っているけど、頭がピーマンだわと思ったものです。 (当時の言葉です。頭が空っぽっていう意味w)
この二つの状況の中で、私が思っていたこと。
まあ、どうにかなるだろう
両方ともかなり前のことだけれど
先の心配をしたという記憶がほとんどないんですよ。
アメリカで働かなければ貯金は底をつく状況なのに
仕事は見つかるから大丈夫と思っていたのだろうか・・・
今となるとよく覚えていないし~_~;
それより学校卒業後ずっと働いていた私が、家に1日いることになったら
きっと飽きてつまらないだろうなという心配をしたのを覚えています。
ところが家にいても全然平気な自分を発見したことの方に、
自分でビックリ。のんきだよね・・・
カイロで日本行きの飛行機に乗れるのを待っていた時は
思った以上にエジプトにいられて、
結構ラッキーかもなんて思っていた節もあります。
そしてアメリカでは、やはり一年後に貯金残高が減ってきて、
どうしようかなと、日本での仕事先に問い合わせたら
仕事ならあるよ、というではないですか。
それで日本に半年行ってグラフィックデザイナーでお金を稼ぎ、
アメリカに戻るということを二回繰り返すことに。
出稼ぎですね。
そしたらその後すぐワシントンDC近辺で、
日本語のできるデザイナー、DTP募集の求人広告を見つけ
あっさりと採用され労働ビザが降りました。
その後2年経って永住権も取れて
晴れてアメリカで安心して暮らせることに。
エジプトからの日本行きは、東南アジアやパキスタンからの
クエートからの大量の出稼ぎ労働者が帰国していった後、
無事に日本行きの飛行機が確保できました。
読まなくていいこれも関係ない話 →アメリカドルでしかチケットを売らないという現地旅行代理店と争いになり、米ドル紙幣は闇で 高く売れるのを狙っているのは目に見えているし、現地通貨で買えないこと自体おかしいし。それでエジプト観光局に行って、 観光大国のあなたの国がこれでいいのか?! みたいに交渉をした。そうしたら観光局もそりゃそうだ、と手を回してくれた。 でも現地通貨で買えるまで1週間以上かかったかな。何をするにも大量の時間とエネルギーがいるのがアラブです。
で、やっぱり両方とも
どうにかなった。
どうにかなる→どうにかなったってっことです。
この頃まで、私はほとんどこういう感じで物事が進んでいました。
これこそ宇宙の流れに乗っていたんですね。
それがうまくいかなくなったのは
娘が生まれてから。
学校を卒業しない夫、生活費を出さない夫という中で
大量の責任がずっしりと私の肩にのってくることに。
この子を私が守らなければいけないと思うと、以前のように
まあ、どうにかなるかというお気楽な気持ちはどこかに消え失せ
どうしよう、どうすれば今の状況をよりよく安全にするか?に
頭が100%いくようになりました。
すると不安や恐れに怒涛のように襲われるようになっていくのです。
テクノロジーがどんどん発達し、
その影響でデザインワークが激変していくこともあり
グラフィックデザインという仕事への危機感も大きかったし。
不安から未来を考え、
その未来に向かって努力するというのを
それからかなり長い間続けてきた私。
でも努力がいい結果に結びつかないことばかり。
振り返ればうまく進まないことが多かったですね。
そこから脱出するきっかけになったのが、
スピリチュアル的視点、
それを知ったのがライトワーカー講座だったのです。
自分がなんでうまくことが進まないのか、
かっての私がどうだったのかを考え直すきっかけになりました。
そしてより深く自分に気づく大きな節目となったのです。
自分の内側への問いで本当の自分に気づきながら
自分軸を作っていくことですね。
私たちは努力するとか
頑張るとか、よく考えてから行動すべきとか
そういう風に生きていくのが当然だと思っています。
でもそれだけだと苦しくないですか?
私のような経験のある人がいると思うけれど
それでいい方向に進むとは限らないですよね。
だったら、この宇宙の流れに身を任せてみることを
小さなことから始めてみてはどうでしょう?
これからの時代は、そちらの方がいいかもしれないということに
気づく人が増えていく気がします。
がんじがらめの自分から
ちょっと身を引いてみる。
私たち自身が宇宙の一部なのだからね。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
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