
今でこそこんな私だけど、
子供時代は本当にいい子ちゃんでした。
先生の言うことを聞き、
素直にお勉強し、
人に迷惑をかけず、
おとなしく生きている感じの昭和の子供。
でも、でもですよ、
心の中は葛藤で燃えてました、
メラメラと。
特に中学生の頃、
規則、規制、全体責任、同調意識、
こういうことに対しての激しい違和感は半端なかったのです。
ダサさナンバー1の制服。
指定されたモモヒキみたいな体操着や
重くて持ちにくい鞄。
私の責任でもないのに、
班の誰かの失態の責任を私が負わされる(連帯責任ってやつ)。
なぜ従わなければいけない?と
心の中で叫んではいたものの、
いい子ちゃんの私は声にあげたり反発が出来なかった。
大人になってからは、
せっかく入った大学なり学校を卒業と同時に結婚、
または数年勤めて寿退社(これはもう死語?笑)する女性が多い時代、
だったら高校卒業して
さっさと結婚して家庭に入ればいいのに・・・
会社の飲み会でなぜ女性は率先して
酒を男性社員についであげるのか?
会社で上司に怒られ、
メソメソと泣いている女性社員を
男性社員が慰める様子を見て、
そんなことで会社で泣く女も女だけど、
それを慰めると男もバカと冷ややかに見つめたり。
でも違和感を感じながら、一方で
私って変?という気持ちもあった。
だって回りは私が思うような感情を持たずに
平然と社会の常識や観念の中で生きているから。
そんな私が自己受容できたのは
23歳で初の海外旅行でヨーロッパ一人旅をした時。
国はスペイン。
当時のスペインは、
経済大国にのし上がっていた日本から来た私にとって、
全体に質素で地味。
庶民の生活も慎ましい感じ。
でもしばらくいるうちに、
豊かなのはどっちだ?と思うようになった。
昼間からバルで周りの人と談笑しながら
酒をひっかけている人たち。
夏で暑かったせいもあり、
夜10時くらいになると
家族連れでワラワラと人々が外に出てきて、
何するでもなくブラブラ散歩し、大声で笑っている姿。
夜のバーで親はワインを飲み、
子供たちはその後ろではしゃいでいる。
道を聞けば聞かれたら答えないと悪いと思うらしく、
にっこり笑ってテキトーなことを教えられ
大混乱に陥る私。
1時から4時までシエスタ(昼休み)だから、
4時過ぎにきて~と言って、
お金を払うだけだった飛行機のチケットを目の前にして
旅行代理店の女性はまたね!と言って
シャッターをガラガラと下げる。
なんかさ、人間くさくて、
ある意味正直で本音で生きてる。
人の目だとか、同調意識だとか、
どうでもいい感じ。
でも日本の人々より明らかに自由だし、
目も生き生きしてる。
その時、私は日本の価値観は日本のもので
世界は違うんだと言うことを
心の底から納得したのです。
それは
私は私でいいんだと初めて思えた瞬間だった。
そして同時に
私は日本を出る!と決めたのでした。
はっきり言えば、私は日本から「逃げた」とも言える。
そして今こうしてアメリカで
もうすぐ30年生きてる私がいる。
あのまま日本にいたら私はどうなっていたんだろう?
受講生と話していると、
社会や回りに違和感を持っていると言う人が
圧倒的に多い。
本当の自分が出せず、
かといってこのままでは自分を見失うと思っているのね。
大変だと思う。
日本の社会の中で葛藤する気持ちは痛いほどわかる。
でも、状況は変わらなくても
もっと楽に生きていく方法はある。
それは、ワイトワーカー講座でもお話ししている、
自分に繋がることなんです。
周りを変えることはできない。
でも自分に気づき、
自分の捉え方を変えることによって、
生きるのがずっと楽になるのです。
ライトワーカー講座で学んだスピリチュアルな捉え方を
日常をより豊かに生きるために使っていく。
生きる見方が変わりますよ。
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