
ライトワーカー講座で、
つい子供にイライラしてあたってしまい、
後で罪悪感に襲われるって人が時々います。
でも親なんてみんなそういう経験していると思う。
だって、忙しいとか疲れているとかお構いなしに
子供はギャーギャー言ってくるもの。
親は神様じゃない、いつも冷静対応なんて無理。
それに早くしなきゃいけない時に
マイペースでノロノロ行動する、
他にアテンションが向いてしまい
全然進まない。
特に朝の忙しい時に、こういうことされると
いい加減にしろ!早く!みたくつい言ってしまう。
私も経験がたくさんある。
娘はADHDで、学力も2年は劣っていると言われた。
確かにいくら教えても、足し算さえまともに出来ない。
小学校3年になっても、単純な足し算さえ出来ず、
なんでこんなことがわからないのか、
私がわからなかった。
本人はできないことに何の引目を感じていず、
他に関心がすぐ移ってしまう。
まあ、それがADHDだからしょうがないんだけど。
その頃はホノルルに住んでいて
私はフルタイムで仕事をしていて、
仕事後ダッシュで娘を
アフターケア(学童保育みたいなもの)に迎えにいく。
渋滞にいらつきながら、
お迎え時間に間に合うかハラハラしながらの毎日。
家に帰ってソファに座ってしまうと
立ち上げるのが嫌になるから、
着替えないでそのままキッチンに立って
これまたダッシュで夕飯を作る。
平均調理時間、20分くらいだったんじゃないのかなあ。
でもまあ手作りで夕飯がほとんどだったと思う。
今日1日学校で起きたことを喋りまくる
娘の話を聞きながら夕食。
よく喋るんで、
クラスで一番学校やクラスメートのことを
知っている親は私だろうって思うくらいだった。
で、大抵眠くなる。
最初は相槌を打っていても、途中からウトウトしてしまう。
そうすると娘が、
ママ~聞いてるの?
まだ全部話してないのに~とか言ってくる。
そんな毎日の中で、
あまりにお勉強が遅れている娘は、
算数だけでもと、知り合いの元数学の先生だった人に、
週一回放課後、算数を見てもらっていた。
宿題があるわけではなかったけれど、
時々、夜の空き時間に足し算、引き算程度を
私が復習がてら手伝っていた。
しかし!ほんと、できないんだわ。
なんで2プラス3に
指を使って5という答えを出さないといけないわけ??
全然わからん!
指が足りないから
合計で10以上の計算ができないと気づいた。
絶望的・・・
1日の終わりの疲れもあって、イライラマックス。
本当にどうしてこんなにバカなのっ!
バカ~
と言ってしまったんですね。
娘は一瞬キョトンとしてから
「バカじゃない~、リアはバカじゃない」と
言い返してきた。
この子、気だけは強いから泣くなんてことはない。
言い返す娘を冷ややかに見つめながらも
ヤバイ、本心とは言えひどいこと言ってしまったと
心の中でグルグル罪悪感が回っている一方で、
本当にバカなんだから、
本心を言って何が悪い!という囁きも聞こえてくる。
その夜、後味の悪さを感じながら
寝る前に思い出したことがある。
私の母の口からほぼ聞いたことない言葉が二つあった。
それは
「ありがとう」と
「ごめんね」
子供心に、母の私に対する
言葉や行動に矛盾を感じても、
絶対「ごめんね」という言葉は母から出てこなかった。
お茶を濁すというか、
そんなこと、どうでもいいでしょ!と
シラッと話を逸らす感じ。
子供の頃、母の矛盾たっぷりの暴言に、
どうして一言ゴメンと言ってくれないのか、
苛立ちと悲しみを感じた自分を思い出した。
私はゴメンと言える人になろうと思ったんだわ。
明日、娘に謝ろうと決めた。
罪悪感を感じたなら、
それは相手が子供だろうとちゃんと向き合って、
自分の気持ちを素直に出すべきだって。
翌朝、娘は何のこだわりもない表情で起きてきて、
いつものバタバタの1日が始まる中、
娘に
「昨日はバカなんて言っちゃってゴメンね。
ママはすごく疲れていて
イライラしててつい言っちゃった。本当にゴメンね」
と謝った。
答えは
「大丈夫、リアはバカじゃないから」
そうそう、その通り。
「疲れているとついひどいこと言っちゃう時も
あるかもしれないけど、ママが悪い時は謝るね」
と言ったら
「OK」と一言。
そう、それから私は暴言だったと
後で罪悪感を感じるようなことを言ってしまったら、
娘に謝るようにしてきた。
今娘は23歳だけど、
普通に計算のできる、
口の達者な理路整然と物事を語る大人になりました。
私たちの間にある信頼関係を築く上で、
親であろうと自分が悪かったと思ったら
子供に謝るって結構大切だったんじゃないかって思う。
もう一つ大切なことがあるんだけど、
それはまた後で書こうかなと思っている。
子供が小さい時の親子関係がどうだったかは、
子供が大人になった時にはっきりとわかる。
もし罪悪感を感じるような言葉を
子供にぶつけてしまったら
後でいいから謝ってみるっていいと思う。
心を込めてね。
自分が子供だった時のことを思い出してみるといいかも。
子供は親のことをよーく見ているよ。
最後まで読んでくれてありがとう。
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